大阪・関西万博開催まで(2025年4月13日~)あと3ヵ月を切りました。
そんな中、大阪・関西万博のチケットが完売するどころか転売されるというニュースが話題になっています。
なんと、、公式の販売価格よりも安い値段での販売、、
そこで今回は、そもそも万博とは何か。どういった目的があるのか。なぜ人気が無いのかを
解説していきます。
- 目次
- 万博とは?
- 日本での万博の歴史
- 大阪・関西万博への興味関心
- 大阪・関西万博のチケットが転売される理由7選
1.万博に対する興味がない
2.万博の意図がわからない
3.チケットの料金が高い
4.象徴となるものが無い
5.アクセスの不便さ
6.SNSの普及
7.外国人観光客が多く集まる - まとめ
万博とは、そもそも大阪万博って何をするの?
正直、僕もこの質問をされると答えられる自信はありません、、笑
「万博」とは世界中からたくさんの人やモノが集まるイベントで、地球規模の様々な課題に取り組むために、世界各地から英知が集まる場としています。
これを聞いてもあまりピンとはきませんね、、、
ですが、万博では新しい技術や商品が生まれ、生活が便利になるきっかけとなります。
例えば、、
エレベーター(1853年、ニューヨーク万博)
電話(1876年、フィラデルフィア万博)
ファミリーレストラン、ワイヤレステレフォン、電気自動車、動く歩道
(1970年、大阪万博)
ICチップ入り入場券、AED、ドライミスト(2005年、愛知万博)
こうしてみると今私たちの生活に欠かせないものばかりですね、
そのため、今回の大阪・関西万博でもこれからの私たちには欠かせない時代の最先端が楽しめるということです。
日本での万博の歴史
実はこれまで日本での万博開催は5回と多く、歴史も様々です。
第1回 日本万国博覧会(大阪)
1970年に開幕し、来場者数約6400万人。
太陽の塔が有名となり、現在の大阪の観光名所となっています。
第2回 沖縄国際海洋博覧会(沖縄 特別博)
1975年に開幕し、来場者数は約348万人。
海や海洋をテーマに科学技術等が展示。
第3回 つくば科学万博(茨城 2度目の特別博)
1985年に開幕し、来場者数約2033万人。
人間・住居・環境と科学技術がテーマでした。
第4回 国際花と緑の博覧会(大阪 3度目の特別博)
1990年に開幕し、来場者数は約2312万人。
花博とも呼ばれ、花と生活に関するテーマでした。
第5回 愛知万博(愛知)
2005年に開幕し、来場者数は約2200万人。
自然の叡智(えいち)がテーマでした。
日本での万博の歴史は深く、6回目の開催となる大阪・関西万博ではどのように楽しませてくれるのか期待が高まります。
大阪・関西万博への興味関心はある??
そもそも、大阪・関西万博のチケットが転売されているため、人々の万博に対する関心は低いと考えられます。
2025年12月11日の時点で約760万枚
こうしてみると多いようにも思えますが、実施主体の博覧会協会では目標を1400万枚と掲げている。
12月中旬で尚且つ万博開催まで残り、100日を切っている状況で目標の約半分となかなか厳しい。
2025年に万博が開催されることを知っていますか?というアンケート結果

20年ぶりの日本での万博「大阪・関西万博」・・あなたの関心度は? | データ活用なう
より引用させていただきました。
このように大阪・関西万博で何をするのか、私たちにどんな影響があるのか以前に万博開催を知らない人が約4割という衝撃な結果となっている。
大阪・関西万博のチケットが転売される理由7選
1.万博に対する興味がない
先ほどにもありましたが、Z世代を中心に万博に対しての認知度が低い。
また、万博の開催や場所・日時は知っているがわざわざ足を運んで行こうという人も少なくないです。
2.万博の意図がわからない
過去5回にわたって日本での万博はそれぞれテーマがあります。
ですが、僕も含めテーマを聞いてもあまりピンと来ないのでしょうか?
目的を理解できないと何のために万博に行くのかわからなくなってしまいます。
例えば、大阪で期間限定で美味しもの、SNSでバズってるものが勢ぞろいしているイベントがあった場合、多くの人が大阪に足を運びます。
簡単に言えば、万博には「それ」が無いのかもしれません。
3.チケットの料金が高い
万博のチケットの種類は様々ですが、会期中に購入できるチケットは大人7,500円!!
お得な開幕券や前期券等もありますが、ほとんどの来場者が上記の7,500円のチケットを購入するのではないでしょうか。
同じ大阪府にあるUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)では1日券が税込8,600円とあまり変わりません。大阪に行くなら万博よりもUSJに行きたいと思うZ世代も多いと思います。
4.象徴となるものが無い
第1回に開催された日本万国博覧会ではその象徴となる太陽の塔があった。
それを直接見たいと多くの方が来場されたのではないでしょうか。
そのため、第1回の開催ということもあり、現在でも太陽の塔があるのではと考えます。

日本万国博覧会 – Wikipediaから引用させていただきました。
5.アクセスの不便さ
今回の大阪・関西万博の会場は大阪 夢洲
新大阪駅から電車でのアクセスだと約40分程度

アクセス | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイトより引用させていただきました。
しかし、夢洲駅はこの万博のために作られたといっても過言ではありません。
これまで夢洲へは車やバスでしかアクセスが出来ず、2025年1月19日に夢洲駅が開業した。
これは万博の後の話ですが、万博が終わった後夢洲に訪れる人がどのくらいになるのか気になります。
6.SNSの普及
近年、SNSの普及が多く万博に限った話ではありませんが、万博に行った人たちのSNSを見て万博に訪れる人も多いのではないでしょうか。
そのため、現在のチケットの販売状況は乏しいですが、最終的にはこれまで以上の来場者数になるかもしれませんね。
7.外国人観光客が多く集まる
万博の目的の1つでもある、国際交流。
今回の大阪・関西万博ではこれまで開催された国際博覧会としては最大数となる158カ国が参加。
インバウンドの普及もあり、日本では外国人観光客の数が年々増加しております。
僕の住んでいる広島県でも平日でも平和公園・原爆ドームに外国人含め観光客の方が多いです。
そんな中、やはりトラブルも多くニュースでも取り上げられることがあります。
今回の万博でもゴミのポイ捨て等の問題が報じられると思います。
まとめ
大阪・関西万博どころかそもそも万博への興味関心があまりないことに驚きました。
ですが、日本ではこれまで5回にわたって万国博覧会が開催されたため、「また万博か」ということもあると思います。
実際、チケットの転売がされているため、人々の関心は薄いです。
ですが、公式サイトを見てみると興味がわいてくるものばかりだったので公式サイトだけでも見てみるといいかもしれませんね。
また、大阪・関西万博の公式は転売でのチケットでの入場はお断りしており、チケットを購入される方は公式からお願いしますとのことでした。
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